「Voidのコントローラーは買いなのか?正直なところを教えて!」
今回はこんな要望に応えていきます。
「Void カスタムコントローラー」は、純正コントローラー「デュアルセンス」をプロコン仕様にカスタマイズされた、e-Sportsに特化したデバイス。
「相手に勝つだけのために作られた最強コントローラー」と言われる所以を実機で正直レビュー。
パッと見た感じはほとんど「デュアルセンス」とほぼ変わりません。
そんな「Void カスタムコントローラー」にはどんな秘密が隠され、多くのプロから愛されるワケがあるのか。
それでは早速「PS5おすすめプロコン「Void コントローラー」をレビュー。評判や評価についても」を記事にしていきます。
目次
Void は安心の日本製

「Void Gaming」は、愛知県を拠点とする主にカスタムゲームコントローラーを製作・販売を行っているメーカー。
プロゲームチームや選手、ストリーマーなどと提携しており、急成長している注目の企業。
カスタマーサポートも充実しており、お問い合わせの連絡が迅速ということで評判です。
プロコンは海外メーカーがほとんどですが、国産のメーカーだと非常に安心です。
Void コントローラーのスペック

今回実機でレビューするのは「Voidカスタムコントローラー ボタンタイプ」
【カラーバリエーション】
- ブラック
 - コズミックレッド
 - ホワイト
 - ギャラクティックパープル
 - スターライトブルー
 - ノヴァピンク
 - グレーカモフラージュ
 - NEW KURO
 - SHIRO
 
| 対応ハード | PS5,PC | 
| ボタン数 | デュアルセンス基本ボタン+2つ(背面ボタン) | 
| 重量 | 203g | 
| 端子 | USB-C | 
| スピーカー | 搭載 | 
| マイク | 搭載 | 
| モーションセンサー | 搭載 | 
純正コントローラー「デュアルセンス」をカスタマイズして作られたデバイスなので、形状やスペックはほぼ変わりません。
しかし、「デュアルセンス」とは異なる大きな点が5つあります。
それでは異なる点を一つ一つ確認していきましょう。
背面ボタンは4つにカスタマイズすることも可能♪
おすすめのカスタマイズ
Void コントローラーを購入するなら、以下のカスタマイズがおすすめです。
スマートトリガー/スマートバンパーのカスタマイズは絶対に付けた方が良いカスタマイズです。
ちなみに筆者のコントローラーもこちらのカスタマイズをしています。
- 背面ボタン(2つor4つ)
 - スマートトリガー/スマートバンパー あり
 - リマッピング機能あり
 - Zスティック
 
純正「デュアルセンス」と異なる点
純正「デュアルセンス」と異なる点が4つあります。
この5つがプレイに大きく関係してくる重要なポイントとなるので、必ずチェックしておきましょう。
- 重量
 - 背面ボタン
 - 振動機能の除去
 - リマッピング機能
 - スマートバンパー/スマートトリガー
 
重量

「Void カスタムコントローラー」と「デュアルセンス」の重量が異なるので以下の表をご覧ください。
| 重量 | |
| デュアルセンス | 282g | 
| Void カスタムコントローラー | 203g | 
「デュアルセンス」は持った感じも結構ズッシリとしていますが、重さは282g。
一方、「Void カスタムコントローラー」は203g。
その差はなんと79g。長時間プレイしてると79gの差が疲労に繋がってきます。
当然、コントローラーは軽ければ軽いほど、良いパフォーマンスを発揮できるので、重量においては完ぺきに「Void カスタムコントローラー」に軍配が上がります。
長時間プレイしていると疲労が如実に違ってくるよ!
背面ボタン

| 背面ボタン | |
| デュアルセンス | なし | 
| Void カスタムコントローラー | あり(2つor4つ) | 
「Void カスタムコントローラー」の大きな特徴に背面ボタンが備わっています。
基本的なコントローラーの持ち方をすると、親指で4つのボタンを入力するので常に最大1つしか押せません。
しかし、背面にボタンがあると本来使用しない、中指や薬指も有効的に使うことが出来ます。
背面ボタンは「しゃがみ」「ジャンプ」など様々な割り当てがすることが可能。
FPSなどをガチでプレイするなら「背面ボタン」は必須機能です。
また、背面ボタンは2つもしくは、4つにカスタマイズすることができます。
振動機能の除去
| 振動機能 | |
| デュアルセンス | あり | 
| Void カスタムコントローラー | なし | 
「Void カスタムコントローラー」は「振動機能」を無料で外すことが出来ます。
振動機能は、臨場感などの面白みはありますが、ゲーム性には全く関係のない機能です。
「振動機能」があるからといって、戦績に関係することはありませんよね。
逆に振動機能があるから、エイムにズレが生じる可能性もあるので”なし”の方が良いです。
「Void カスタムコントローラー」は、このような余計な機能を排除して軽さを実現しているのです。
ユーザーのことが考えられた設計ですね!
リマッピング機能
| リマッピング機能 | |
| デュアルセンス | なし | 
| Void カスタムコントローラー | あり(オプション) | 
「Void カスタムコントローラー」には「リマッピング機能」がついています。
「リマッピング機能のオプションなし」は、購入する際に背面ボタンの割り当てを事前に選び、そのあとは再設定することができません。
一方、「リマッピング機能のオプションあり」は、購入後においても自由に背面の割り当てを再設定することができます。
プレイするゲームが決まっており、操作方法が確立されている場合は、リマッピング機能なしでもいいかもしれません。
しかし、今後背面ボタンを再設定したいという方には「リマッピング機能あり」をおすすめします。
リマッピング機能オプションは絶対に”あり”がおすすめ!
スマートバンパー/スマートトリガー

| スマートトリガー | |
| デュアルセンス | なし | 
| Void カスタムコントローラー | あり | 
「Void カスタムコントローラー」にはスマートバンパーとスマートトリガーがついています。
スマートトリガーとは、「トリガーの押し込みの深さが浅く加工されているトリガー」です。
デュアルセンスのトリガーは深く設計されているため、弾丸の発射までわずかに時間が掛かってしまいます。
FPSなどのオンラインゲームは、1秒の間に目まぐるしく状況変化するので、このわずかな時間すら無駄です。
また、トリガーの押し込みの深いことはゲーム性には関係ありません。
押し込みの深さが浅ければ浅いほど、瞬時に弾丸を発射できるのでスマートトリガーの方が物理的に有利というワケです。
このように「Void カスタムコントローラー」は、物理的に「デュアルセンス」よりも有利です。
PS5おすすめプロコン「Void コントローラー」をレビュー
「Void カスタムコントローラー」と「デュアルセンス」の異なる点はお分かりいただけたかと思います。
それでは早速、本体のレビューに移りたいと思います。
開封・同梱物
まずは「Void カスタムコントローラー」を開封していきます。

このようにVoid専用のカッコいい箱に入っています。
箱までこだわっていただけると、使う前からテンションが上がりますよね。

このように段ボールとプチプチで厳重に中身が保護されています。
こちらが同梱物になります。

「Void カスタムコントローラー」同梱物
- Voidコントローラー本体
 - 「デュアルセンス」の取扱い説明書
 - Voidコントローラー取扱い説明書
 - リマッピングの説明書(※リマッピングオプション選択時のみ同梱))
 
「Void コントローラー」の所感

「Void カスタムコントローラー」のボタンなどの基本的なレイアウトは、デュアルセンスとまったく同じ。
デュアルセンスにあるボタンは全てあり、位置も同じなので、デュアルセンスに慣れている方は「Void カスタムコントローラー」に違和感なく、すぐに慣れることが出来ると思います。
写真を見ていただくとわかりますが、左の握る部分に「Void」と刻まれていますね。
格好いいフォントなのですぐに気に入りました。
余談ですが「ヴォイド」という発音かっこいいですよね。
とにかく軽い

「デュアルセンス」と比較すると「Void カスタムコントローラー」は79g軽いです。
持った感じは思ったより軽く感じ、長時間プレイしていても疲れにくいと感じました。
正直、この軽さだけでも使う価値のある製品だと思います。
背面ボタンが絶妙な位置
デュアルセンスと大きく異なる点は「背面ボタン」です。

このように「Void カスタムコントローラー」には背面ボタンが搭載されています。
握ってみると絶妙に位置しており、すこし時間は掛かりそうですがなれれば上手く立ち回れそうなのがヒシヒシと伝わってきます。
小さなボタンですが、グリップが効いており押しにくさななどはないため誤作動の心配はないかと思います。
むしろ、押しやすい部類です。
カチカチッという高い音が心地が良いです。
スマートバンパー/スマートトリガーは押し込みが浅く、押し心地が良い

スマートバンパーとスマートトリガーを押してみました。
デュアルセンスより格段に押し込みが浅く、瞬時に押すことが可能。
1mmくらいの浅さです。
押し心地がとても良く、「カチッカチッ」クリックしているかのような小気味の良い病みつきになる感覚です。
さすがe-sportsに特化したプロが使うプロコンといったところです。
スマートトリガーを使えば、デュアルセンスよりも確実に速くトリガーの入力が行えると実感できます。
プロゲーマーはトリガーを押すまでの間の時間にこだわります。
入力が速ければ速いほど有利なのです!
Zスティックが想像以上に良い

オプションの「Zスティック」をカスタマイズしました。
デュアルセンスよりもわずかに高く位置していますが、意外とすんなりとしっくりきます。
グリップ力があり、親指で正確で細かな操作が可能となります。
+1,500円でカスタマイズ可能なので、出来るならば装着することをおすすめします。
「Void コントローラー」を1週間使ってみた

届いた「Void カスタムコントローラー」で早速、APEXを遊んでみました。
僕は今まで「デュアルセンス」で遊んできたので、プロコンを使うのは初めて。
それでは僕が1週間プレイした感想です。
僕が「Void カスタムコントローラー」でAPEXを1週間プレイした感想
- とにかく軽い!手首への負担が少ない
 - スマートバンパー/スマートトリガーが猛威を発揮
撃ち合いで勝ちやすくなりました。 - 背面ボタンは、もう絶対に手放せない
 
スマートバンパーとスマートトリガーで出合い頭での撃ち合いが勝ちやすくなりました。
正直なところ、デュアルセンスと比べてわずかな差と思っていましたが、実際にプレイしてみると全く別物で格段に撃ち勝つことが多くなりました。また、中距離のエイムが安定するように思えます。
僕は、背面ボタンに「左にジャンプ(×)」「右に回復アイテム(↑)」を割り当てました。
最初の2日間くらいは、背面ボタンに慣れるのに苦労しましたが、それ以降は快適さを痛感。
スティックから指を離さずに様々なことができるため、非常に便利です。
友人からは動きがトリッキーになったと言われたよ!
戦績も上がり、もうすでに手放せないコントローラーになってます…。
「Void コントローラー」の評判まとめ
「Void コントローラー」の評判まとめ
- コスパが良い
 - 背面ボタンは慣れが必要
 - 背面ボタンは慣れると手放せない
 - スマートバンパー/スマートトリガーの押し心地が良い
 - スマートバンパー/スマートトリガーのクオリティが高い
 
最近いろんなコントローラー買っては試してを繰り返してたけど最終的にDualsenseのVoidコントローラーに落ち着いた
— (てぃるry) (@p_till) February 22, 2023
コントローラーツイート見たからコントローラー大好き人間として少しだけ独り言
— 庭 「おにまい」に取り憑かれたおしまいヒキニート弟 (@Sab_NiwaIQ5) September 9, 2022
スカフはクオリティ高くて、純コンからできてるからすぐに慣れる
でも高い
Voidは日本製でプロコンとしては最高のコスパ
背面ボタンは慣れが必要
箱コンはとにかく安いし握りやすい
公式で買えばカスタマイズできていい
Voidコン使ってみた、最初背面ボタンの位置違和感あったけど慣れたらめっちゃやりやすい。
— 虎吉 (@kamima33) February 8, 2023
カスタムコントローラーは国内外問わず色々なメーカーを試したけど、国内メーカーであればVoid Gaming製が一番良かった。
— Toraygy/トレイジー (@Toraygy) February 2, 2023
まずスマートバンパーやスマートトリガーのビルドクオリティが高い。
某T社は左右でクリック感が違ったり、変な遊びがあったりで散々でした。
プレイに影響はないんですけどね。
voidコントローラーめっちゃ軽いな!
— ラスカル (@CTG_Rascal7) August 26, 2022
トリガーも押してて気持ちいい
「Void コントローラー」が届かない?
「Void コントローラーが届かない」という声を聞くことがあります。
この声について調査してみました。
Voidコントローラーは、純正のデュアルセンスをカスタマイズして発送しています。
最近においては、かなりの人気が高まっているので、発送まで最大1ヵ月程要しているそうです。
したがって、Void コントローラーが届くまでに時間が掛かるため、そのような声が散見していると思います。
実際に、「届かない」と発言している方は数日後に到着しています。
届かないということは100%ありえないので安心して購入しましょう。
「Void コントローラー」唯一の”デメリット”
Void コントローラー 唯一のデメリットは”価格“です。
ちなみに僕が持っているVoidコントローラーのカスタマイズ内容と価格は以下のとおりです。
- 背面ボタンタイプ本体価格(グレーカモフラージュ) 17,980円
 - リマッピング機能あり 5,000円
 - スマートトリガー/スマートバンパー あり 8000円
 - Zスティック 1,500円
 - 合計 32,480円
 
合計価格は32,480円。最高のコントローラーではありますが、決して安くはない価格です。
ここで、ライバル他社のプロコンの価格も確認していきましょう。
他社のプロコンと比較すると決して高い部類ではないことがわかります。
Voidは他同スペックのプロコンと比べると高くはないね。
「Void コントローラ」ー vs 「DualSense Edge」
ソニー純正の「DualSense Edge」は唯一価格が29,980円とVoidよりも安いです。
しかし、DualSense Edge は非常に人気があり購入することが難しいです。
また、「重量」が重いことが致命的で、なんと327gあります。
Void コントローラーは203gなので、100g以上DualSense Edgeの方が重いということになります。
重量は長時間遊ぶと、パフォーマンスや疲労に直結してくるのでプロコンは軽ければ軽いほど良いです。
これらを鑑みると、やはりVoid コントローラーの方がおすすめできます。
「Void コントローラー」 は買いなのか?
結論から言うと「買い」です。
僕はVoidコントローラーを1週間使用してみて、デュアルセンスよりも圧倒的にパフォーマンスが向上しました。
体感的にも打ち勝てるようになったのですが、数値的にも如実に表れるようになりました。
特にVoidコントローラーは以下の方におすすめです。
- もっと上手くなりたい
 - ライバルに差をつけたい
 - 実力の限界を感じている
 
以上3点は、Voidコントローラーを使うことによって確実に打破できます。
なぜなら、デュアルセンスよりも入力の速さや機能性が全く違うため物理的にVoidコントローラーの方が有利に働くからです。
背面ボタンなどに慣れるまで少し時間は掛かりますが、強くなりたいのなら確実に導入したいデバイスです。
PS5おすすめプロコン「Void コントローラー」をレビュー。評判や評価についても|まとめ
今回は「PS5おすすめプロコン「Void コントローラー」をレビュー。評判や評価についても」を記事にしました。
最近は各社からPS5のプロコンが販売されるようになってきました。
「価格」「重量」「スペック」など総合的に考えても「Void コントローラー」を最もおすすめします。
慣れるまで少し掛かりますが、慣れたら以前よりも圧倒的に入力スピードが速くなり打ち勝てるようになります。
あなたも「相手に勝つだけのために作られた最強コントローラー」でさらに強くなりましょう!




 
 
 




